『冷めても美味しいご飯』

お昼、食べるお弁当、劇的に美味しかったらのお話

冷めたご飯は硬くなります。例えば、お弁当のご飯はだいたい冷めていて、しかも、少し硬いです。午前中、一生懸命にお仕事をされてお腹がペコペコのときに食べるお弁当のご飯がたとえ冷めても美味しかったらいかがでしょうか?より一層お仕事を頑張れると思うのです!冷めても美味しいご飯なんてありえない。とあきらめの気持ちを持っていらっしゃる方、いいえ、そんなことはありません。冷めても美味しいご飯の簡単な作り方、知りたくないですか?キーワードは浸水時間なんです。お米は浸水時間を長くすることでふっくらと炊き上がります。夏や秋の季節は40分から70分ほど、冬や春の季節は少し長く、70分から130分ほどを目安に浸水させれば、冷めても美味しいご飯が炊けるのです!もうひとつ、冷めても硬くなりにくい品種のお米があるんです。例えば、ミルキークイーンやゆめぴりかなど、冷めても美味しいお米があります。どうですか?お昼食べるお弁当のご飯がふっくらもちもちだったら素敵だとおもいませんか!?是非お試しください。

冷めても美味しい米の品種とその特徴

冷めても美味しい米と評判高い品種として、ゆめぴりか、夢ごこち、ミルキークイーンなどがあります。冷めても美味しい米なら、お弁当やおにぎりなどに最適です。これら冷めても美味しい品種の米には、共通する特徴があります。米に含まれるデンプンは、アミロースとアミロペクチンとの混合から成り立っていますが、品種によって両者の含有比率が違います。冷めても美味しい品種は、アミロースの含有比率が低く、低アミロース米と呼ばれるタイプです。ちなみに、モチ米はアミロースが殆ど含まれず、ほぼアミロペクチンが100%です。つまり、ゆめぴりかや夢ごこちやミルキークイーンなどは、モチ米に近い成分からできていて、モッチリ感があって冷めても硬くなりにくい性質なのです。アミロースの含有比率が増えるにつれ、モチモチした感じがなくなり、パラパラした感じになります。

冷めて美味しいからおにぎりにも最適

ご飯はふっくら炊きあがったものが一番美味しいですが、冷めても美味しい品種のお米があるんです。お弁当やおにぎりに最適です。どんなお米が適しているのか探してみます。冷めても硬くならずに、粒がふっくらしててベタつかない、でもモチモチ感があるのが良いでしょう。「ミルキークイーン」炊きたても美味しいですが、少し冷めたほうが更に旨みがますと言われています。冷めても硬くなりにくいです。「夢ごごち」モチモチ感と甘みが香りがあります。クセがないので、どんなおかずにも合います。冷凍や再加熱しても味が落ちにくいです。「ゆめぴりか」味がシッカリしていて、濃い味のおかずにも負けません。冷めても硬くなりにくいお米です。「イクヒカリ」コシヒカリを改良したお米で、もっちり、ふっくらしたご飯に炊きあがります。冷めても粘りがありコシヒカリの要素も残っていて美味しいです。